そんなもんだ

私がフリーダムになったあの日。


他部署の彼にこっそりお別れのメールを送った。

私は彼に頼りきりだった。


すぐに、随分と長くて優しい返事がきた。

熱くて圧倒されるくらいの。


苦しい嘘まみれの日々だったのに。

その一通で涙まみれになったのだから。


ホント最後まで分からないものよね、

なんて知った風に嘯いた。