ハルガキタ

ヒールをはいた自分より上背があるとこ

それも5センチもあるヒール!

ガハハとひっくり返って笑うとこ

気前よく奢ろうとするとこ

無造作に靴をはきリュックを背負うとこ

まんま少年の心を持ってるとこ

照れながら褒めてくれたとこ

久しぶりにグワンっと心が動いた。

もうかれこれ2年以上、いやはやそれ以上、

どうしても誰にもときめく事ができなくて、

もう私はオワコンだと思っていたので、

まだこういう感情持ってたんだ、

なんだそうなんだって。

今は良いところしか見えないから

ほんとは目を皿にして

厳しく判別しないといけないのに

やはり盲目で病なのだと。

こんな情緒はゆるりらと

冷めてゆくなんて知っている。

それでも少しだけ。

この想いに身を委ねようと

決めている。