今日という1日

【Today is the first day of the rest of your life.

   -今日という日は残された日々の最初の一日。 】

という言葉を私は伊坂幸太郎氏の小説から覚えたのだけど、好きな言葉の一つだ。

どうやら映画の中で使われた言葉のよう。

 

私は知らないうちに死に向かっているのに、

ずいぶん呑気をかましているなぁと思う。

ずいぶんくだらないことで悩んで、つまずいているなぁと思う。

そんな場合ではないのに。

 

自分を奮い立たせる言葉をいくつもストックして

自分を動かしていこう。

 

ところで冒頭のお言葉は

『アメリカン・ビューティー』という映画で使われていたそう。

是非観たい。

 

本日の一日メモ(備忘)

・お弁当を忘れる

・お昼に財布を忘れる

・結果お昼に時間ができたので、夕方のmtgの練習をバカみたいに繰り返す

・結果、滞りなくプレゼンができる

・昨日夜読んだプレゼンの本に、準備が98%みたいなことが書いてあってホントね、と実感する

・新年会の幹事として皆様にメールを送る

・今日もこうしてブログを書く

 

死に向かって生きているのに、あまりにも平凡で平和な一日でした

ラジオに相談だ

ラジオに相談してみた。

 

私はラジオが好きだ。

なかでもお気に入りの番組がある。

 

今は大変便利で、たとえリアルタイムで聴けなくても

アプリでいつでも聴けるので、お気に入りのその番組を

私はどこでも聴いている。

朝食を食べながら、

通勤しながら、

お昼を食べながら、

帰宅しながら、

お風呂に入りながら、

寝ながら。

 

お気に入りのその番組の

イカしたラジオパーソナリティ(というの?)のおばちゃまの

声に、言葉に、存在に、ずいぶんお世話になっている。

 

だから、

私にとある事象が生じたとき、

不思議とすんなりあの人に相談しよう、と決めた。

相談内容は大変恥ずかしいので割愛するけれど、

しゃがめば転がっているほどのありふれた恋愛相談だったと思う。

 

ふと、この人ならなんて言葉をくれるのだろう、と思ったのだ。

 

夜、スマホでポツポツと文章を作成して、

エイヤと送信したら、さっそく翌日番組から返信がきた。

何度かやりとりして(電話で直接相談しませんか?ときたのだけど、

挙動不審になり実りのない会話になるのが目に見えたのでお断りした)、

次の週の水曜日、私のメールは採用された。

 

例によってリアルタイムでは聞けなかったけれど、

私は平気な顔をしていたけれど、

そのメールが読まれるとき凄くドキドキした。

 

新年だったので、

今年もよろしくお願いします、なんて言葉を添えていたのだけど、

あのおばちゃまが小気味よく「こちらこそ!」と言ってくれたのが

嬉しかった。

 

番組は進みおばちゃまはテンポよく回答してくれて、

私に二つの指摘をくれた。

 

一つ目は、私の中で矛盾があること。

要は前編と後編で嚙み合っていない、と。

無意識のうちに本音を隠して「きれいごと」にしてるつもり

だったけれど、きちんと漏れていたのだろう。

百戦錬磨のおばちゃまが気づかないわけはなく、

見事に言い当てられてしまった。

自分の頭が整理されていないのは毎日のことで

自分の永年の課題だと思っている部分だ。

穴があってもなくても入りたかった。

 

二つ目は、私が浮つきやすい、ということ。

私は、はっとした。

はっとしたことを忘れてはいけないと思って、ブログに書いたくらいだ。

私はほんとに全く「浮つきやすい」人なのだ。

 

それはつまり軸がなく、外部に多大に影響を受けやすい人を言うのだろう。

対義語は「地に足がついてる人」ではないだろうか。

 

たった数行のメールで、私の浮ついた感じが伝わってしまうとは。

その言葉で自分の浅はかさを突き付けられたし、

あぁほんと私はいつもいつも周りの目で、周りの基準で世界を見てしまうの

だったとがくっとした。

私はまたもや穴を探した。

 

もはや相談内容なんてどうでもよくて、

私はおばちゃまにただただ感服したし自分を恥じた。

 

自己矛盾を矯正し、地に足をつける1年にしたい。

 

新春に喝をいれてもらった話

 

言葉にしてみた

私に本のいろはを教えてくれたセンセが言ってた。

 

作家は、

しんどいことですらネタになる、と。

 

カコーンと脳に響いた。

 

グツグツと自分の中で煮込むより

言葉に変えて世に出してしまおう。

喜びも悲しみも、自分の未熟さえも。

 

言葉で人に力を与える人、

そんな作家に私もなりたい。

 

カコーン

 

明日の朝がこわい

今朝方わんこが旅立った

母に抱かれて撫でられながら

ふぅっと息を引き取ったそう

拭っても拭っても

鼻かんでもかみすぎても

涙がこぼれる

明日は目が腫れるのだろうか

想い出なんていらない

誰かと過去を創る作業は

もう十分だと吐きながら思った

朝のできごと

朝、実家の母から連絡があった。

実家のわんこがもう長くないかもしれない、

という内容。

カーテンが閉まった日が昇る前の

真っ暗な部屋でその文面を読み、

心がぐわんとした。

私を必要としてたはずのわんこを

置いてまで上京した私は

一体何をしたかったのか。

何をしてるのか。

へたりこんでうなだれた。